創建320年・遷座50年・奉賛会再結成10年記念大祭が斎行されました

令和7年5月24日、豊栄稲荷神社におきまして、「創建320年・遷座50年・奉賛会再結成10年」を記念する大祭が、厳粛かつ盛大に斎行されました。当神社は、宝永元年、富山藩第二代藩主・前田正甫公により創建され、50年前に富山市星井町の旧社地より現在の呉羽山へと遷座いたしました。遷座後、奉賛会の活動は一時休止しておりましたが、平成27年、朝日重剛会長、澤田悦守副会長を中心に再結成されました。その後、新型コロナウイルス感染症の影響により大規模な祭典の開催が困難な時期もございましたが、多くの皆様のご尽力により、本日に至っております。当日は、前田章利奉賛会名誉会長をはじめ、全国各地より50名を超えるご参列を賜り、五十嵐顕房宮司による祝詞奏上、前田章利名誉会長による祭詞奏上に続き、神職による竜笛と歌に合わせて豊栄舞が奉納されました。

大祭終了後は、富山電気ビルデイングに会場を移し、奉賛会総会が開催されました。続いて、富山市民芸館館長・坂森幹浩氏より「富山売薬と前田正甫」と題したご講演を賜り、参加者一同、深い学びと感銘を受けました。その後の食事会では、友井賢太郎氏と澤武紀行氏による、ユーモアを交えた歌謡ショーが催され、一流のオペラ歌手による昭和歌謡の披露により、懐かしさと新鮮さが交錯するひとときを楽しみました。旧知の方々との再会や新たなご縁も生まれ、終始和やかな雰囲気の中、午後2時にお開きとなりました。

記念誌の発行をはじめ、大祭の斎行、食事会の準備等に際しましては、誠に多くの皆様にご尽力を賜りました。ここに、豊栄稲荷神社神職一同、心より御礼申し上げます。

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